
猫が大好きで、飼い主さんのいない保護猫たちの里親になって幸せにしてあげたいけれど、住宅やさまざまな事情で、飼う事ができない。
それでも保護猫を助けるためになにか方法はないかしらと探している人がいるのではないでしょうか。
しかし猫は保護したり飼ったりできなくても助ける方法がたくさんあります。
なぜなら私も猫は飼えませんが、保護猫が1頭でも幸せになれるように頑張っているからです。
ほかにも、保護猫団体さんの保護猫の譲渡会の記事をシェアするとか、チャリティーグッズを作ったりとか、保護猫カフェにいくとか様々。
そして私がおすすめなのが「ふるさと納税」です。
ふるさと納税と聞くと、高いお肉が安く手に入るなどのイメージがあるかも知れませんが、保護猫達の応援をするために寄付をする方法もあります。
保護猫の手助けもできてふるさと納税をした人も税額控除されるという、とてもステキなメリットが。
そんなお得で素敵な制度「ふるさと納税」と、保護猫支援の関係についてご紹介します。
この記事の目次
保護猫を助ける1つの方法ふるさと納税とは?
ふるさと納税は最近よく言葉ですよね。
ふるさと納税とはどのようなものなのでしょうか解説をします。
ふるさと納税の仕組み
ふるさと納税とは、自分の故郷や応援したい自治体に寄付できる制度です。
「納税」という名目なので、税金と思う方もいるかも知れませんが、実際は「寄付」をすることになります。
「寄付」した金額の一部を、本来納める税金から控除することができるので、「納税」と呼称しているのです。
イメージとしては、自分の住んでいる自治体に払う税を、寄付と言う形で他の自治体に払うと言うイメージでしょうか。

ふるさと納税の大きな特徴としては、寄付金は使い道を自分で指定して申し込むことができるということです。
例えば魅力的な返礼品を用意している自治体の寄付をしたり、思い出の観光地を応援するなどさまざま。
他に、寄付金の使い道や自治体の取り組み内容など見て、寄付先を決める方も多くいます。
その1つに動物愛護活動への寄付や、保護団体への寄付があります。
その場合は、保護猫たちのさまざまなケアや譲渡への取り組みなどに使われます。
自分で使い道を選んで応援できる制度から、利用者は増えていき、ふるさと納税の利用者は2019年には406万人を超えました。
ふるさと納税のメリット
①寄付金の使い道を自分で決められる(応援したい事業に使ってもらえる)
寄付した自治体から返礼品がもらえる(保護団体等では自治体からの返礼品はなく、純粋に寄付となる場合が多い)
②寄付金額から住民税が控除される
寄付金額から2000円を引いた金額が、翌年の住民税から控除される。
1万円寄付した場合→2000円は自身で払うが8000円は住民税から控除されるので、翌年に戻ってくるイメージ。
(※ただし寄付をする人が納税者であることが条件)
控除の手続きや上限額などは、条件によって変わってくるため、ふるさと納税サイトや、ふるさと納税についてのガイドサイトなどを事前に調べることをおすすめします。
ふるさと納税返礼品とは?
ふるさと納税の大きなメリットの1つが返礼品ですが、現在NPO法人や保護団体への支援に関しては、「返礼品用意無し」での寄付がほとんどです。(保護猫カフェチケットなどの用意がある場合もあります)
保護団体はボランティアなどで運営されており、毎日のご飯代や健康ケア(ワクチン・ノミダニ駆除・避妊去勢費)などに寄付金が充てられます。
猫を保護するというのは想像する以上のお金がかかります。
厳しい状況の中、猫たちの命を守っている活動に少しでも力になりたいと言う思いで、返礼品無しの寄付を選ぶ人が多くなってきました。
また保護団体ではなく、自治体が主体となって動物愛護に取り組んでいる場合には、感謝状などの返礼品を、用意していることもあります。
ここでは保護猫たちに関わりの深い取り組みをしている自治体をいくつかご紹介します。
- 東京都中野区…動物愛護(飼い主のいない猫活動への助成や飼い方教室など)
- 東京都練馬区…動物愛護、適正飼育(地域猫活動など)
- 佐賀県…犬猫譲渡事業支援(犬猫譲渡センターにおけるワクチンケアや譲渡のための費用、終生飼育費など)
- 新潟県…環境保全(殺処分を減らすために飼い主のいない猫の不妊手術助成など)
- 長野県長野市…動物の命を守るプロジェクト(殺処分ゼロを目指し、里親探しなど)
ご紹介した自治体は、ほんの一部です。保護団体支援を含め、多くの自治体が動物愛護への寄付をつのっていますので、ふるさと納税サイトや、自治体のホームページなど調べてみてはいかがでしょうか。
ふるさと納税の始め方
では、どのようにしてふるさと納税を始めたらいいでしょうか。
解説しますね。
- 寄付したい自治体や、団体を探す
- サイトから寄付の申し込みをする
①寄付したい自治体や、団体を探す
ふるさと納税は各自治体のホームページに掲載されていますが、一つ一つチェックするのは大変なので、ふるさと納税のポータルサイトを活用すると便利です。
主なポータプルサイト
- さとふる
- ふるなび
- ふるさとチョイス
- 楽天ふるさと納税
などがあります。
サイトによって特徴があるので、前に(ふるさと納税サイト比較)などで、検索して、自分にあったサイトを見つけるといいですね。
②サイトから寄付の申し込みをする
応援したい自治体や団体が決まったら、寄付を行うサイトを決めて申し込みます。
この時、自分がいくら寄付できるかの「控除限度額」を調べておきましょう。
ほとんどのサイトには、自動で割り出せるシミュレーションがついているので、手順に沿って入力する事で、簡単にわかります。
ふるさと納税の申し込みには期限が無く、1年中申し込めるのも、嬉しいですね。
上記の手順で申し込みをすれば、後は自治体から返礼品や「寄付金受領証明書」が届きます。
証明書は税金の控除手続きに必要なので、無くさない様に大事に保管してください。
出典:ふるさとチョイス【保護猫応援!】グッズセット(猫の食事台Mタイプ)
まとめ
出典:ふるさとチョイス『保護猫アンドゥ』フリータイムチケット3枚セット
今回は保護猫達の活動を応援する方法として、ふるさと納税とは何かと支援の方法について解説をしてきました。
ふるさと納税で保護猫を支援する団体に寄付をすることで保護猫を助けることができます。
主なポータプルサイト
- さとふる
- ふるなび
- ふるさとチョイス
- 楽天ふるさと納税
活動団体に寄付をしながら、税金控除も受けられるのでお互いメリットもあり助かる制度と言えるのではないでしょうか。
保護猫達を応援するために、ぜひサイトをチェックしてみて下さいね。