
念願の猫を飼い始めたのに家出をしてしまった、飼い主さんにとって生きたここちがしませんよね。
実際わたしも、実家の猫『もも』が家出をしたと聞いたときは血の気が引きました。
でもきちんとした方法で、あきらめず、探し続けることで1か月半たって見つけることができました。
今回は、猫が家出してしまったけど、どうしたらいいかわからない。
どうしてももう1度再会したい人のために私の経験も踏まえて探し方をお教えします。
ぜひ、これを読んで実行してみてください。
この記事の目次
猫が家出したときの探し方
猫を探すためには初動が大切です。
2~3日ぐらいたてば帰ってくるだろうはNGです。
すぐに探しましょう。
- とにかく周辺を探す
- 猫が使っているトイレと、好きなご飯を玄関先におく
- 愛護センター、保健所、警察に連絡をする
- 近所の人に聞き込みをする
- チラシを作る
- チラシを配布、掲示する
- SNSに投稿、迷子捜索サイトに投稿
- 近所の猫のたまり場や野良猫にご飯を上げている人に聞き込み
とにかく周辺を探す
ついつい外に興味がでてしまった猫ちゃん。
しかし、外に出たことが3~5日・臆病な子なら7~10日位は、怖くて家の隙間や縁の下などに動けず隠れていることが多いです。
失踪地点から半径50m以内~150m以内の範囲を徹底的に捜索しましょう。
特に車通りや人の行き来が激しい昼間は姿を見ることは少ないです。
もちろん時間がある限り探してほしいのですが明け方に会える確率が高いと言われています。
猫が使っているトイレと、好きなご飯を玄関先におく
外にでたことがない猫ちゃんは、自分の家がどこなのかわからなくなっていることが考えられます。
そんな時に、自分のおしっこのニオイがついたトイレや自分が寝ていた敷物があると鼻のいい猫は自分の家だと気づきます。
おなかも空かしているので、好きなご飯が置いてあると食べに戻ってくる可能性があります。
捕獲器を設置する
玄関先に捕獲器と動体監視カメラを置きましょう。
動体カメラを設置することで映っていれば生存確認もできますし、近くにいることが確認できます。
そして近くにいれば、お腹が減って捕獲に入ることが多いです。
捕獲器に入らなくてもご飯のニオイにつられて寄ってくることもあります。
捕獲器は保護猫団体や愛護センターから借りることできますので問い合わせてみてください。
捕獲器とは

愛護センター、保健所、警察に連絡をする
まず、愛護センター・保健所に必ず連絡をしてください。
特に、首輪やマイクロチップが入っていないと、他の人に譲渡されたり、最悪、殺処分いうこともありえます。
そんな悲しい目に合わせないためにも、すぐに行動してください。
- 猫の名前
- 性別
- いなくなった日・時間
- いなくなった場所: ○○市○○町
- 猫の種類: マンチカン:アメリカンショートヘア― ミックス(雑種)など
- 猫の柄・色:トラ柄 サバ白 白猫など
- 猫の特徴:耳カットがある 鍵しっぽ など
- 首輪をしていたか、マイクロチップの有無などももできるだけ特徴を詳しく話してね
そのあとに警察にも連絡をしてください。
近所の人に聞き込みをする
近所の人に写真を見せて、猫を見なかったか聞いてみましょう。
目撃情報が得られるかもしれません。
意外と隣の家の庭に隠れていたということはよくあります。
もうひとつ、近所の猫のたまり場や野良猫にご飯をあげている人に聞き込みもおすすめです。
猫が好きな人はよく猫の特徴とかを観察をしていますし、いつもと違う子がいればすぐに気づきます。
『もも』が迷子になった時も、ノラ猫にご飯を上げている人が最近この子と似た子がきていると言って電話をくれたことで見つけることができました。
チラシを作って配布、掲示する
チラシを作成しましょう。
パソコンで作ってもいいですし、苦手な時は手書きでも大丈夫です。
とにかく、写真を貼って、特徴をできるだけ詳しく書いてください。
注:絵の部分は写真にしてください。
チラシを配布、掲示する
作成したチラシを配りましょう。
まず近隣、見つからない場合は範囲を広げていきましょう。
チラシの掲示もお願いしましょう。
- 動物病院
- 運送会社
- 近所のお店
- コンビニ
- 公民館や地域のセンター
【動物病院】
動物病院は、私も『もも』が家出したときにチラシを掲示してもらいました。
たまたま家で飼っている猫を病院に連れてきた人が、うちにご飯を食べに来ている子に似ているという事で連絡をもらえ見つけることができました。
他にも保護した人が病院に連れてくる可能性もあるので、1番おすすめです。
【宅配会社】
これは、SNSで猫の探し方を質問した時に教えてもらいました。
配達をしている人たちは、たくさんの家に配達に行くため猫などに会う機会があります。
休憩所などに貼ってもらうと気にかけてもらうことができます。
【近所のお店・コンビニ・公民館や地域のセンター】
中々難しいかもしれませんが、お店やコンビニ・公民館地域のセンターにもお願いをしてみましょう。
チラシに携帯番号を書くので個人情報にはきをつけてください。
SNSに投稿、迷子捜索サイトに投稿
【SNSに投稿】
Twitterやインスタなど作成したチラシを投稿しましょう。
拡散されて目撃情報がはいることもあります。
ただ電話番号は載せずにDMにメッセージをもらうようにしましょう。
【迷子捜索サイトに投稿する】
迷子猫を探している方、迷子猫を保護した方、迷い猫に関する目撃情報などの情報交換をする掲示板です。
私が所属している団体のメンバーも迷子猫を見つけたら必ずサイトをみます。
地域や場所で検索ができるので是非使ってみてください。
猫を見つけたら
もし猫を見つけたら大きな声をあげたり駆け寄ったりするのはやめましょう。
いくら慣れている猫でも恐怖で逃げてしまいます。
猫は目が悪いため外で声をかけられても、飼い主さんと判別することが難しいです。
ご飯をそっと置き、猫がご飯を食べている隙に、ゆっくり静かに近寄り、洗濯ネットをかぶせてキャリーバックに入れましょう。
慣れていない子や臆病な子には捕獲器をしかけて、そっと見守るのがベストです。
ペット探偵に頼む
金銭的に余裕があればペット探偵に頼んでみましょう。
たしかに料金はお安くはありませんが、プロなので猫の生態や探し方に詳しいので、早めに手配をすれば会える確率はとても高くなります。
1日あたり18000円~30000円+諸経費ほどになります。
ペット探偵社ジャパンロストペットレスキューの捜索エリアは北海道から沖縄まで24時間全国対応。
迷子になってしまった猫や犬等のペットを早期発見、早期保護へと導く迷子ペット捜索のパイオニアです。
動物行動学(エソロジー)に基づいた捜索、保護を行なうペット探偵サービスは発見率80%以上。(2021年2月1日現在)
お見積もりや深夜捜索のご相談、その他ご質問等お電話またはメールにてまずはお気軽にお問い合わせください。
何より私達の願いは一頭でも多くのペットを、一日も早く無事に飼い主様の元へお戻しすることです。
ペット探偵として《かけがえのない家族との再会を叶えるため》誠心誠意捜索活動にあたることをお約束いたします。
また、迷子ペットに関する無料相談、アドバイスも随時行なっています。弊社受付までお気軽にお問い合わせください。
猫の迷子保険
ペット探偵を使うと迷子になってから時間がたってなければかなりの確率で探すことができます。
でも費用が。
そんな人のために猫の迷子保険があります。
なんと最大3日間捜査費が無料。
添えあれば憂いなし。加入をしておくと安心ですね。
猫が無事に帰ってきたらすること
猫が無事に戻ってきたらすることを解説しますね。
- 動物病院に連れていく:健康状態、血液検査をしてもらう。脱水していることがあるので点滴をしてもらう
- 愛護センター、保健所、警察に連絡に戻ってきたことを連絡
- SNSで見つかったことを伝えお礼をいう
- チラシを掲示してもらったところに連絡 お礼をいう
- とにかく猫においしいものと暖かいベットを用意して戻っていたことを喜ぶ
まとめ
今回は保護猫が家出したときの探し方を解説してきました。
- とにかく周辺を探す
- 猫が使っているトイレと、好きなご飯を玄関先におく
- 愛護センター、保健所、警察に連絡をする
- 近所の人に聞き込みをする
- チラシを作る
- チラシを配布、掲示する
- SNSに投稿、迷子捜索サイトに投稿
- 近所の猫のたまり場や野良猫にご飯を上げている人に聞き込み
- ペット探偵に頼む
探していると心が折れそうになることが何度があるかと思いますが、絶対に見つかると強い思いを持ってがんばってください。