
10歳になるとシニアの領域になるので体に変化現れ始めますよね。
愛猫と出会って10年小さかったのにあっという間にシニア猫に。
若いころより、動かなくなり、寝ることが多くなったのではないでしょうか。
シニア猫になると心配になるのが、ご飯を食べる量が減ること。
ご飯を食べずに痩せてしまうと、ますます動かなくなり、病気になってしまうこともあります。
かわいい猫とできるだけ一緒に楽しく暮らしたいですよね。
そんな、優しい飼い主さんのために、この記事では、シニア猫がご飯を食べないときの配慮方法を解説します。
この記事を読めばシニア猫の食欲を上げるための方法がわかり、シニア猫ちゃんでも元気にご飯を食べるようになりますよ。
この記事の目次
猫のシニア期って何歳から始まるの?
猫のシニア期になると体の変化や食欲の変化が目にみてわかるようになります。
年齢 | |
生後0カ月~6ヵ月まで | 子猫期 |
生後7ヵ月~2歳まで | 青年期 |
3~6歳 | 成猫期 |
7~10歳 | 中年期 |
11~14歳 | 高齢期 |
15歳以上~ | 後期高齢期 |
シニア期は10歳ぐらいから始まります。
ただ、ノラ猫は、生活が過酷なため早く年を取ると言われています。
猫のシニア期の変化
猫がシニア期に入ると人間同様目に見てわかる変化が現れます。
- 睡眠時間が増えた(14時間⇒20時間ぐらい)
- 歯が黄ばむ、歯石が増える歯が抜け歯の数が減る、口臭がする
- 高いところに登らない、うまく着地ができない
- 被毛にツヤやハリがなくパサつく(寝ている時間が長くなりケアを怠るようになるため。)
- 爪とぎがうまくできないようになる
- 粗相をするようになる
- 目やにがでる
- 筋肉にハリがなく皮膚が垂れ下がる
- 食欲の低下
このような変化が見られたらシニア期に入ります。
では、 シニア猫ちゃんでも元気にご飯を食べる方法に解説します。
シニア猫ご飯を食べないときの配慮方法
シニア猫は、消化器官の衰えや活動量の低下などが原因で食欲が低下しがちです。
食欲が落ち痩せてしまうと、ますます動かなくなるうえ悪性腫瘍など特定の病気にかかると一気に衰弱していまします。
シニア猫の食欲をあげるための方法
シニア猫の食欲をあげるための方法を伝授します。
愛猫ちゃんが空腹になったらすぐに食べられるように1日分の食事を入れておくのもよいです。
シニア猫になったら、質よりもカロリーや嗜好性が高いおやつを与えるなどして『食べることを最優先にしましょう』
ご飯のほかにも猫がシニア猫になったらプチリフォームをしてあげましょう。
シニア猫のためのプチリフォーム
高齢になった猫のためにプチリフォームをしてあげるといいですよ。
- ステップを追加する
- トイレの段差を検討する
- 見晴らしをつくる
①ステップを追加する
シニア猫になると体力が落ちたり関節炎などを発症して、高いところ登れなくなります。
猫は、上下運動で運動不足を解消するので、できるだけ運動できる環境を作りましょう。
本棚がお気に入りならボックスなどを置いて足場を作ったり階段を作ったりします。
②トイレの段差を少なくする
トイレの近くで排尿を失敗する場合は、高齢で体力がなくてトイレに登れないのかもしれません。
トイレの縁が低いものに変えたり、トイレに入りやすいように小さな台を置いてあげましょう。
③見晴らし台を作ってあげる
外の景色が見えるように出窓から景色を見れるようにしてあげましょう。
外にいる鳥や動物、人など猫にとっていい刺激になります。
大がかりでなくても、ちょっとした工夫で大丈夫なのでぜひプチリフォームしてみてくださいね。
シニア猫がご飯を食べないときの配慮方法 まとめ
この記事ではシニア猫がご飯を食べないときの配慮方法を解説してきました。
猫が高齢になったら少しでもご飯が食べやすいように食器に高さを作ってあげましょう。
空腹を感じたらすぐに食べられように1日分のフードを食器にいれるのもOKです。
シニア猫がご飯を食べないときは、質よりもカロリーや嗜好性の高い食事をあげてください。
なによりも食べてくれることを優先にしましょう。