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猫は留守番が得意

猫が元気がない時の行動しぐさ
猫は言葉を話しません。
そして猫は野生時代の名残で体調不良をギリギリまで隠します。
なので、よく観察をして少しの変化も見逃さないようにしてください。
猫が元気がない時や恐怖を感じている時の行動
言葉に出さなくても行動で表している時があります。
ぜひじっくり観察してくださいね。
目(瞳) | 瞳孔が開きまん丸の目になる(恐怖) |
身体 | 姿勢を低くしてしっぽを後ろ足に入れる(恐怖) |
耳 | 耳が横にピンと張った状態になる(イカ耳)(恐怖) |
しっぽ | しっぽが真上にたつものの先端が曲がる(元気がない) |
歩き方 | 顔としっぽをさげてとぼとぼと歩く(元気がない) 頭をさげたままだったり、かかとをつけてまま歩く(元気がない) |
鳴き方 | ゴロゴロいっているときは体調が悪い時も※1 |
猫がストレスを抱えているときの行動
猫はストレスを抱えているの様々の行動をおこします。
- ごはんを食べない
- 便秘や嘔吐
- 自傷行為や過剰なグルーミング(毛づくろい)
- 粗相をしてしまう
- 激しく爪とぎをする
このような行動があればストレスの原因を探して取り除いてあげましょう。
猫のストレスの原因
では猫がどんなことでストレスを感じるのでしょうか解説をしていきます。
猫がストレスを感じる原因は主に7つ。
- 多頭飼いをした時に猫同士の相性が悪い
- 運動不足
- トイレが汚い
- 飲み水が汚い
- 来客(特に大人数)
- 騒音
- 香水やアロマ
①多頭買いをした時に猫同士の相性が悪い
人でも相性の悪い人が同じ部屋にいればストレスになります。
特に猫は単独を好む生き物。
配慮が必要です。
特に猫を飼っていてもう1匹お迎えすると先にいた猫には、多大なストレスがかかります。
先住猫ファーストでケアをすることが大切です。
②運動不足
猫の祖先は山の上が生活圏でした。
そのため猫は高いところに飛び乗るのが得意で大好きです。
猫は室内飼いでも問題はありませんが狭い場所に閉じ込められたり、上下運動ができないとストレスを感じてしまいます。
室内に上下運動ができるように立体的な空間を作ってあげましょう
キャットタワーやキャットウォーク、段差がつくように家具を配置するのもおすすめです。
③トイレが汚い
猫はキレイ好きです。
トイレが汚いとストレスを感じトイレをしなくなったり、粗相をするようになります。
トイレは頭数×1用意をして、掃除はまめにしましょう。
月に1回~2回はトイレごと丸洗いをして、日光にあてて消毒をしましょう。
トイレは人がたくさん集まる場所ではなく、静かな場所に置いてあげてください。
④飲み水が汚い
猫は本能的にキレイな水を探すと言われています。
お水の交換はまめに行いましょう。
お水のお皿は、猫+1~2いろいろな場所に置いてあげるのをおすすめします。
猫はもともと砂漠にすんでいたため水を飲む量が少なくても生きてはいけますが、水を飲まないと腎臓病などになりやすくなります。
できるだけ水分は取らせるように努力しましょう。
来客・家族が増えた
猫は自分のテリトリーに知らない人が入ってくることをとても嫌います。
すべての猫ではありませんが(たまにウェルカムの子も)ストレスを感じるようです。
来客があった時に隠れられる場所、その場から逃げられる環境にしてあげてください。
前もって来ることがわかっていたら別室を用意したあげるとよいですね。
子どもが増えた同居家族が増えたこのような時もストレスを感じるので、無理に仲良くさせようとせず、見守ってあげてくださいね。
騒音
猫の聴力は約4倍から5倍と言われてます。
外で工事や大声で叫んでいることがあれば、耳障りでうるさく多大なストレスがかかります。
もう1つ首輪の鈴も人から見ればかわいくてどこにいるかわかり便利ですが、猫にとってはストレス。
できれば鈴なしの首輪をつける事をおすすめします。
香水やアロマ
鼻がきくといえば犬のイメージですが、猫も鼻はよくききます。
猫の嗅覚はなんと人間の数万倍~数十万倍。
人にとってはここちよいニオイでも猫にとってはつらくストレスになることも。
特に香水やアロマ、柑橘系のニオイは苦手です。
猫を飼っているうちは家の中で使わないのがよいでしょう。
もし元気がなかったらストレスを原因がないか見極めて対策をしてあげてくださいね。
まとめ
この記事では、猫がストレスを抱える原因と抱えた時にでる症状を解説してきました。
- 多頭飼いをした時に猫同士の相性が悪い
- 運動不足
- トイレが汚い
- 飲み水が汚い
- 来客(特に大人数)
- 騒音
- 香水やアロマ
ただ仕事などで留守にしていると猫の些細(ささい)な変化に気づかないこともあります。
そんな方には、ペットカメラを置くことをおすすめします。
今は携帯から声掛けできたり、時間にご飯がでてきたり、固形のおやつをいれておけば指示することで与えることもできるものもあります。
録画機能がついているものがあれば、異常があったときに動画を動物病院に持っていくこともできます。
ぜひペットカメラおいてみてくださいね。