猫に牛乳をあげてはいけないワケとは?おすすめの代用品もご紹介!

捨て猫を保護して人間用の牛乳をあげる、そんなシーンをドラマなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

美味しそうに牛乳を飲む猫を見ると、ついおやつとして与えたくなりますよね。

ところが最近では猫に牛乳を与えるのは、よくないとされているのです。

特に子猫に人間用の牛乳を与えると命に係わることも。

どうして猫に牛乳を与えてはいけないでしょうか。

その理由と、牛乳の代用としておすすめのフードやドリンクをご紹介します。

 

猫に牛乳を与えてはいけないワケとは?

 

猫に牛乳を与えてはいけない理由は大きく分けて3つあります。

  1. お腹を壊す
  2. 太りやすくなる
  3. 体に負担がかかる

猫に牛乳を与えてはいけないワケ① お腹を壊す

牛乳に含まれている「乳糖」が大きな要因と考えられています。

乳糖にはラクトースという物質が含まれており、このラクトースを分解するための酵素である「ラクターゼ」を持たない猫が多いのです。

体内にラクターゼがないと、牛乳を消化吸収できず下痢を引き起こしてしまいます。

なぜ下痢になるの
ラクターゼが少ない猫は乳糖を分解することができず、体内に乳糖が残ってしまいます。特に消化器官に乳糖が残ってしまうと乳糖は糖分のため消化器官から水分を引っ張り出してしまい下痢を起こします。

下痢が続くと脱水症状を引き起こす可能性もあり、特に子猫や高齢の猫では水分バランスが崩れ重症化し、ときには命にかかわることもあるため注意が必要です。

 

また、牛乳を飲んでから5〜10分くらいで下痢や嘔吐の症状が現れたら、下痢の原因には『牛乳アレルギー』の可能性もあります。

 

この場合は下痢のほかにおう吐や、体が痒そうにするなどの症状が見られますので、病院で確認してもらいましょう。

 

猫に牛乳を与えてはいけないワケ② 太りやすくなる

牛乳に含まれる脂質のカロリーは100gで70kcalと高く、総合栄養食を食べている場合はカロリーオーバーになってしまいます。

1回の量は少なくても継続して摂取していると太りやすくなり、さまざまな病気の原因につながるので牛乳は与えない方がいいでしょう。

対策として、脂肪分の少ない猫用牛乳を選ぶ、常温を選ぶとよいでしょう。

猫に牛乳を与えてはいけないワケ③ 体に負担がかかる

心臓病や高齢の猫の場合、牛乳に含まれているナトリウムを摂取し続けると心臓への負担が大きくなる可能性があります。

ナトリウムは体に水をため込む性質があり、血圧上昇や腎臓に負担をかける場合も。

人間にとっては少量でも体の小さな猫にとっては量が多くなってしまうのです。

 

またナトリウム以外にも、牛乳に含まれているカルシウムとマグネシウムは「シュウ酸カルシウム尿結石」や「ストラバイト尿結石」の主成分です。

そのため、牛乳を与えすぎると猫の尿結石の原因となることがあり、結石で尿道が詰まると命に係わることもあるため水分補給に牛乳を飲ませるのはおすすめできません。

 

もも
猫の母乳には、牛の乳より多くのタンパク質や脂肪分が含まれているのですよ

子猫を保護したとき

 

まだミルクしか飲めない子猫を保護し、猫用ミルクがない場合にはどうすればいいのでしょうか。

猫用ミルクの代用として子猫に哺乳瓶で牛乳を与えると、下痢をして脱水症状を起こす可能性があるので避けましょう。

お皿から自分で飲めるような月齢なら、ふやかしたドライフードやウエットフードを試してみて下さい。

 

子猫が衰弱している場合は、脱水症状と低血糖を防ぐため「甘みを感じる程度の砂糖水」を人肌程度にあたため、口の周りに少しずつのせて口内をしめらせるようにして与えて下さい。

なな
あくまでも応急処置なのでできるだけ早く子猫用ミルクを与えて、動物病院に連れていきましょう。

 

 

牛乳の代用品としておすすめのフード&ドリンク

牛乳があまりよくないとわかっていても、ご飯を食べないときに牛乳なら飲んでくれることがあり、栄養価も高いのでついつい飲ませてしまうことも。

牛乳の味を好む猫も多いので、おねだりされるとあげたくなりますよね。

 

特にあまり水を飲まない猫の場合は水分補給もできると考えてしまいますが、特に子猫や高齢猫にとって牛乳は体に負担がかかってしまうので、他の方法を考えましょう。

 

フードをあまり食べてくれないとき

代用食として牛乳ではなく、液体状のおやつを利用するのがおすすめです。

おやつの中にはカロリーを補給するためのものや、腎臓疾患に配慮したものもあるので上手に取り入れるといいでしょう。

 

もし液体おやつでも食べないようなら、猫用ミルクや猫用粉ミルクを飲ませてみましょう。

あまりにもフードを食べない場合は体調不良や口内疾患の可能性があるので、早めに動物病院に連れていくことをおすすめします。

 

もも
おすすめ商品にゃん


モグリッチプレミアムペットフード専門店「レティシアン」から発売の、
“とろ~りタイプ”のネコちゃん用おやつです!●香料・着色料・人口調味料不使用で、健康成分を配合
●すべての原材料がヒューマングレードで塩分控えめ



国内産の生乳から作った「乳糖ゼロ」の猫用牛乳

低脂肪やシニア用など種類が豊富なのもうれしいですね。(離乳前の猫は飲めません)

 

水をあまり飲んでくれないとき

猫はもともと砂漠地帯の生き物なので、水をあまり飲まず水分補給させるのが難しい動物です。

しかし、夏場などはしっかり水分補給して欲しいですよね。

猫が水分を取らないと病気に繋がります。

 

そんなときには水分補給用の液体おやつやスープ仕立てなどの水分が多いフードを意識して与えると水分を補給できます。

 

もし全くお水を飲んでくれない場合や脱水症状が疑われる場合は直接スポイトで少しずつ水を飲ませて動物病院に連れていきましょう。

 

また、猫はニオイや汚れに敏感な動物です。

常に新鮮なお水を何カ所かに設置し、いつでも飲めるようにすると水を飲んでくれることがあります。

 

なな
水の流れる自動給水器も効果的です


 

ちゅーる水分補給

猫の体液に近いミネラルバランスに整えた水分補給をサポートする『ちゅーる』水分補給させたいときや熱中症予防にもおすすめです。

今年の夏も厚くノラ猫にはとても辛かったようです。私がご飯をあげているノラ猫のララも暑い日が続き目がうつろになっていました。そこで水をあげましたが、飲まず『ちゅーる』を与えたところ少し元気がでて動けるようになりました。猫の水分不足には、注意しましょう。

 

まとめ

 

昔はは猫に牛乳を飲ませるのは普通のことでしたが、今は体に負担がかかることがわかってきたので猫の健康のためにも牛乳を飲ませるのはやめましょう。

猫に牛乳を与えて逝けない理由
  1. お腹を壊す
  2. 太りやすくなる
  3. 体に負担がかかる

今までフードを食べないときや水を飲まないときには牛乳で栄養を取らせていましたが、今は代用になる猫用ミルクや栄養を考えられた液体おやつがあります。

愛猫の体に負担をかけないように、こういったフードやドリンクを上手に使って健康管理をしてあげて下さいね。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事