
猫を飼っていると、仕事やおでかけなどでお留守番をしてもらうことがあります。
お留守番中は
飼い主としては、心配でたまりませんよね。
もしかしたら見ていないところで誤飲をしていたり、食べたらいけないものを食べていたり。
同居猫同士が大喧嘩をしていたり。
体調を崩したとき、もしかしたら留守番のときに何か理由があるかもしれません。
もし病院などに連れていくときに、理由がわかれば治療も早くできて元気になるのも早くなる可能性も。
そこで、猫がお留守番のときに気をつけることや、お留守番中の猫をしっかり見守れる方法をご紹介します。
この記事の目次
猫はお留守番のとき何をしているの
猫は留守番のとき何をしているのでしょう。
- 寝ている
- 毛づくろい
- 窓の景色をみる
- トイレ
- ご飯やお水を飲む
多頭飼いなら、じゃれたり遊んだりすることもありますが気がすめば寝ています。
猫の名前の由来は『寝る子』からきていると言われるぐらい寝る動物です。
飼い主さんが心配するほど寂しがってはいません(ちょっと寂しいですが)
実は猫は耳がいいので、車の音や、足音が聞こえてお出迎えの準備をする子が多いんですよ(笑)
しかし特別寂しがり屋の猫や不安分離症(飼い主と離れると不安を抱き異常な行動をする)子もいますので、様子をみて対処をしてあげることが大切です。
不安分離症の症状
- 破壊行動
- 過剰な鳴き声
- 不適切な場所での排泄
- 過剰なグルーミング
留守番の時のどんな行動をしてるかを見るためにペットカメラを用意することをおすすめします。
猫はどのぐらいお留守番できる?
飼い猫は家の中が安心できるテリトリーなので、お留守番をすることは苦手ではありません。
ただし、1泊以上のお留守番の場合は置きエサの劣化や、水が蒸発するなどの心配があるのでペットホテルやペットシッターを利用した方がいいでしょう。
お仕事など日帰りであれば、問題なくお留守番できる猫がほとんどです。
ですが、子猫の場合生後6ヶ月まではお留守番は難しいでしょう。
健康状態が安定しない内は、あまり長時間の不在もおすすめできません。
同様に老猫の場合も、いつ体調に変化がおきるかわからないためお留守番はできるだけ避けた方がよいでしょう。
お留守番前に気を付けること
では、猫を留守番させるときには何を気をつければよいのでしょうか、解説をしていきます。
食事
フードはドライタイプのものを直射日光の当たらない場所に用意しましょう。
ウェットは傷みやすいのでお留守番には向いていません。
タイマー付きの自動給餌器があれば、1回ごとの分量を決まった時間に出せるので、便利です。
飲み水
お水を入れる器は、猫が誤って倒してしまわないように安定したものを選びましょう。
家の中に2~3か所に分けて置くと飲みやすく、もし倒してしまっても他の場所で飲むことができます。
自動給水器は倒す心配もなく、水が循環していて新鮮な水が飲めるのでおすすめです。
トイレ
お留守番前には必ず掃除をして、キレイな状態で出かけるようにしましょう。
猫砂を多めに入れて安心してトイレを使える状態にしてあげて下さい。
トイレも1つではなく1匹+1用意してあげてください。
お留守番の頻度が多い場合は、ペットシーツを下に敷くタイプのシステムトイレがおすすめです。
室内の注意点
留守番をさせる時には、災害時などに閉じ込められてしまうのを防ぐため、猫が室内を自由に行き来できるようにしましょう。
また室内の空気を循環させるために、換気扇を回す、通気口をあけるなどして下さい。
特に夏場は温度管理に気をつける必要があります。
エアコンなどで室温が25℃~28℃ぐらいになるように設定しましょう。
このときリモコンはイタズラできない場所においておきます。
万一の停電時に備えて、冷感マットや保冷剤をタオルで巻き置いておくと良いでしょう。
いたずら防止
猫のちょっとしたいたずらから事故がおきないように、お出かけ前には確認しておいた方がいい箇所があります。
- お風呂場のドアは閉まっているか、水は抜いてあるか
- 窓は閉まっているか、網戸だけになっていないか
- キッチンに食べ残しなどがないか、ごみ箱のフタは閉まっているか
- 猫が誤飲しそうなおもちゃのヒモなどは片付けているか
- 刃物などの危険物は猫がさわれないようになっているか
- フードは猫が開けられない場所にしまってあるか
- 暖房やキッチンの火の元はロックをかけてあるか
猫は思ってもいないようなイタズラをすることがあります。
事故やケガから守るためにも、お出かけ前にはチェックしておくことをおすすめします。
大きなケガはしなかったものの冷や汗ものでした。
お留守番中の猫を見守るには
お留守番の準備が整っても、いざ出かけるとなるとやっぱり心配ですよね。
ごはんはちゃんと食べているか、ケガしていないか、体調は大丈夫か…など不安は尽きないものです。
そんなお留守番中の猫を見守るには「ペットカメラ」がおすすめです。
お手持ちのスマートフォンと連動すれば、外出先からでも室内の様子がわかるだけでなく、ペットカメラを通して声をかける機能や録画機能、室内温度がわかるものまでさまざま。
猫の留守番の様子がわかれば、何か異変が起こったときに、その場で対処できなくても駆けつけてから素早く対応ができます。
信頼できる人に家の鍵を渡してすぐに対応することもできますよね。
備えあれば憂いなしです
ペットカメラの選び方
ペットカメラには多くの機能がありますので、目的に合った機能がついたタイプのものを選ぶといいでしょう。
ペットカメラについている機能としては
①録画機能
②自動追跡機能
③エサやり機能
④通話機能
⑤温度湿度確認機能…など
①録画機能
録画機能があれば、留守番中に異常があったときに再度見直すことができます。
動物病院に連れていくときにも録画したものをみせることで役にたつことでしょう。
何よりもかわいい留守番の様子がみれてニヤニヤすること間違いないし。
SNSなどアップなんてこともできますね。
②自動追跡機能
水平方向に360度回転するタイプでは部屋全体を写せるため、猫がどこにいても確認できるので安心です。
自動追尾機能がついていれば、猫の動きに合わせてセンサーで自動追尾してくれるスグレものもあります。
③えさやり機能
エサやり機能がついているペットカメラは、一方向のみの撮影であることが多いのですが、長時間家を空けていても、時間通りにフードを出せるメリットがあります。
④通話機能
通話機能がついていれば、猫の名前を呼んでコミュニケーションをはかれるのもうれしいところ。
猫も飼い主さんの声が聞けて安心できるでしょう。
⑤温度湿度確認機能
猫は暑いと熱中症になります。
そして実は猫は温度より湿度が苦手な動物です。
温度や湿度が確認できる機能がついているペットカメラも活躍します。
熱中症の症状
- 元気がなく呼吸が荒い
- 口を開けて呼吸をしている
- よだれをたらして呼吸をしている
- ふらつき
- チアノーゼや痙攣
ほかにも飼い主のライフスタイルによっては、夜間の暗視撮影ができるタイプもおすすめです。
ペットカメラにはいくつもの機能を合わせもつタイプもありますので、愛猫の性格やライフスタイルに合ったものを選ぶといいのではないでしょうか。
まとめ
可愛い愛猫にお留守番をさせるのは何かと心配も多いですよね。
でも、お留守番の環境をしっかり整えてあげることで、猫は安心してお家で大好きな飼い主さんの帰りを待つことができます。
とはいえ、イタズラやケガなど不意の事故は心配。
そんな猫たちを見守るには「ペットカメラ」がおすすめです。
お留守番中の猫が何をしているのかを見ることもでき、通話機能があれば、離れた場所でもコミュニケーションが取れるのはうれしいところ。
愛猫も飼い主も安心してお留守番できるように「ペットカメラ」を検討してみてもいいかもしれませんね。